人に頼る
頼り方の違い
人に頼ることができますか
頼るという言葉を辞書で調べてみると、「頼みにする」と載っており、頼みにするとは、人に用件を頼む、依頼するということだと言えます
それ以外にも、頼るには「依存する」という意味も載っていました
人に依頼することは、誰もがしても良いことだとは思いますが、人に依存することは、誰もがしても良いことではないと思います
同じ頼るでも、依頼なのか、依存なのかで、意味は大きく変わってくると思います
そのせいかもしれませんが、頼る必要があることを頼ることができない、逆に、頼ってはいけないことを頼ってしまう、そんなことがあるように思います
そこに、依存してはいけないのに依存してしまう、自立したいのに自立できない、そんな人の心のジレンマがあるように思います
頼ってはいけないということがあるのは、頼ってはいけないことを頼っているからで、頼る必要があることは、頼ってもいいことだと言えます
それなのに、頼ってもいいことを頼ってはいけない、そう思ってしまい、誰にも頼らずに迷惑をかけてしまうことは、意外とあるように思います
そこには、頼る必要がないことを頼る、依存との混同があるように思います
頼る必要がある頼ると、頼る必要がない頼るとでは、頼ることの違いがあるのに、その違いが区別できないと、頼ることによる問題が起きるように思います
誰もが、頼る必要がないと思っていることを、頼っているのであるならば、その頼るは、依存になる頼るであるとは思います
しかしそうではないことは、人によって、頼る必要がないこともあれば、頼る必要があることもあり、それは、外から見ているだけではわからないと思います
自分にとっては頼る必要がないことであっても、他の人にとっては頼る必要があることである、そんなことがあっても何も不思議ではないと思います
それなのに人は、自分が頼る必要がないと思っていることを、他の人が頼っていることがあると、その人のことを依存していると思ってしまうことがあります
自分が頼る必要がないことであっても、すべての人が頼る必要がないことでないのであるなら、そのことを頼る人がいても何も問題はないと思います
そのことは誰もがわかっていても、本当に誰も頼る必要がないことかどうかを、自分の基準だけでみて判断してしまうことがあるように思います
よくよく見ていけば、頼る必要があることだと理解することができるのに、自分の基準だけに固執して、上辺だけ見て判断してしまうことがあると思います
特にネットなどのか書き込みには、そのようなことが多くあるように思います
自分ではできないことは、人に頼ることが必要なこともあります
人に頼ることが必要なことを、頼ることができる人が自立した人だと思います
決して、誰にも頼らない人が自立した人ではなく、誰にも頼らないと言って、自分ができないことを無理に行って、周りに迷惑をかけるのは独りよがりなだけです
今の自分に、人に頼っていることがあるならば、他の人がどうかは関係なく、自分が本当に頼る必要があることがどうか、そのことを自分に問いかけてみましょう
自分が頼る必要があることであるならば、周りが何を言おうが関係なく頼っていく方が良く、それは、頼られている人にとっても良いことになっていくからです
逆に、頼る必要がないことを頼っているならば、すぐにやめましょう
悪いことではなくても、頼る必要がないことであるならば良いことではなく、良いことではないことをしていて、自分が幸せになることないと思うからです