しなければいけない

する必要があるかどうか

しなければいけない、そう思ってしまうことはありますか

しなければいけない、自分がそう思ってしまうことで、本当にしなければいけないということは、あまりないように思います

しなければいけない、そう思っていることは、しなければいけないことではなく、しても、しなくても良いことのように思います

本当にしなければいけないことであるならば、しなければいけないと思う前に、人は、そのことをしているように思うからです

しなければいけない、そう思うことがあるならば、そのことは本当にする必要があることなのかどうか、そのことを考えることが必要です

なぜならば、そのことを考えずに、しなければいけないと思うことをしてしまうと、しなくてもいいことをしてしまうことがあるからです

 

しなければいけないと思うのは、他の人の目を気にしているからだと思います

人は、他の人に自分はどう思われているのか、そのことを気にしすぎてしまうと、自分がどうするかよりも、どう見られているかを考えてしまいます

他の人から良く見られたい、その思いが強くなってしまうと、自分がしなくても良いことを、しなければいけないと思ってしまうこともあります

それだけではなく、自分がしてはいけないことを、してしまうこともあります

そのことは、自分でも何となく感じていることがあっても、他の人がどう思っているかを気にしていると、しなければいけないと思ってしまいます

他の人のことをまったく気にしないのは良くありませんが、どう思われているかを気にしすぎていくのはもっと良くありません

それでは、自分が本当になりたい、自分になることはできません

 

他の人にどう思われているかを気にしすぎているときは、他の人と自分を比べて、自分の良し悪しを見ているときだと言えます

他の人より良く見えれば良く、そうではないときは良くない、そう思ってしまい、他の人から良く見られることばかり考えてしまいます

そうなってしまうと、他の人から良く見られることであれば、自分は違うと思うことでもしなければいけないと思って、していくようになっていきます

そこには、本当はしたくはないけど、しなくても良いことだけど、しなければ他の人から良く見られないので仕方がない、そんな思いがあるように思います

なぜそのことをしなければいけないのか、その理由を説明できず、しなければいけないばかりを繰り返していることは、しなくても良いことのように思います

しなくてもいいことをしていては、自分が良くなっていくことはないと思います

 

しなければいけない、そう思うことがあったときは、しなければいけないという思いを、する必要があるという思いに変えていきましょう

しなければいけないという思いを、する必要があるに変えると、する必要がない、しなくてもいいことを、しなければいけないと思うことがなくなります

それは、人は、それらのことをする、する必要があるとは思わないからです

しなければいけないと思っていけば、自分がする必要があることであってもなくても、そのことをしたことによる責任を他に転換できることがあります

しなければいけないと思ってしていれば、自分の責任が問われない、そう思って、しなければいけないと言う言葉を使っているように思います

しなければいけないと思っていることを、する必要があるに変えていけば、そのことをする必要があることはして、する必要がないことはしないようにできます