心の健康

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心が良好な状態

自分の心は健康かどうか、気になったことはありますか

病気や問題があるとは思わないけど、心が健康とは言えないかも

そういう人は意外と多いように思います

健康とは「異状があるかないかという面からみた体の状態、 体に悪いところがなく丈夫なこと、精神の働きやものの考え方が正常なこと」と辞書に書かれています

またWHO憲章では、「肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」と定義されています

どちらも、心に病気や問題がないことは一緒だとは思いますが、病気や問題がなければ健康であるかといえば、そんなこともないように思います

辞書の方の意味では、病気や問題がなければ健康であるともとれますが、WHO憲章の方では、それだけでは健康だとはとれないと思います

 

個人的には、WHO憲章にある「良好な状態」であることが健康だと思え、心も体も、良好な状態であることが健康であるということだと思います

そう思った時に、自分の心の状態が良好かどうかはわからない時は、良好にしようと思って、心のケアをする必要があると思う自分がいました

心が良好かどうかは、何か目に見えるものではないので、正直なところを自分で良好かどうかを判断するのは難しいように思います

心に病気や問題があれば、心は良好ではないと誰もが思えますが、そうでない時は、自分の心が良好かどうか、自分で判断するのは難しいように思います

体の場合は検査の数値などで見たり、自分でも自覚できる症状があるので、病気や問題がなくても、客観的に良好ではないことがわかることがあると思います

しかし、心の場合は、客観的にわかることが少ないように思います

 

どちらにしても、心は良好の方が良いとは思います

心が良好になるかどうかは、心を良好にすることをしているかどうかだと思え、それは、心のケアを自分でしようとしているかどうかだと思います

病気や問題がなくなれば、病気や問題をなくす為の行動はもう必要なくなりますが、心を良好にする場合はそうではないと思います

心の病気や問題をなくす行動であるキュアは、病気や問題がなくなればする必要がありませんが、心を良好にするケアはその後もする必要があります

そこに、心を良好にするということの難しさがあると言えます

心を良好にすることは、良好になることで終わるのではなく、心が良好になった後でも、良好であり続ける為のケアをすることが必要だと言えます

そんな心のケアをする為にあるのがカウンセリングになります

 

自分の心のケアをしていますか、他の力によって治すキュア(cure)ではなく、自分の力で心に配慮するケア(care)をしているかどうかです

カウンセリングは、心の病気や問題をなくす為の、治すキュアの為に行うだけではなく、自分が自分の心を気にかける為の、配慮するケアのためにも行います

心に病気や問題がある時は、キュアのカウンセリングが必要だと思いますが、本当に必要なのは、心を良好にする為のケアのカウンセリングだと思います

一年に一回は、自分の心をケアするカウンセリングで、自分の心と向き合う

そうすることで、心に病気や問題が起こらないように、自分ですることができます

心に病気や問題がなければ大丈夫、そう思っていると、心は気がつかないうちに疲弊していき、自分が気がついた時には、心の病気や問題が生じています

そうならない為にも、カウンセリングで心のケアをしていきましょう