行動しない
しないという行動をする
行動をしなければ何も始まらない、それはその通りだと思いますが、何でも行動をすればいいかと言えば、そんなことはないように思います
何のために行動をするのか、そのことがない行動はしない方が良いと思います
状況を変えるには行動が必要ですが、行動すれば状況が良い方向に変わるかと言えば、そんなことはなく、悪くなってしまうこともあるように思います
行動をするときは、何のために、どのようにという目的が必要で、それがあって初めて、状況を良くすることができるようになると思います
そうではない行動は、無意味などころか、行動しない方が良いこともあります
そのことが、行動をしたいけどできない、という思いを生んでいるように思います
何かしなければいけないと思って、何をしたらいいのかわからないまま行動をしていても、そのことで状況が良い方向に変わることはないように思います
今の状況を変えたい、そう思っているときは、何でもいいから行動をすれば変わる、そう思ってしまうことがあるように思います
今の状況を変えたいのであれば、行動をする必要がありますが、何でもいい行動はチャレンジではなく、ただのギャンブルでしかありません
チャレンジであれば、状況は良くなっていきますが、ギャンブルの場合は、仮にうまくいくことがあっても、そのときだけで、状況は何も変わらないと思います
何をしたらいいかわからないまま、行動しなければいけないと思ってギャンブルをしていて、自分の人生が良くなっていくことはないと思います
ときには、しないという行動が必要なときもあると思います
行動は、するということだけではなく、しないという行動もあると思え、それはしない、そう決めて、行動することが必要なこともあると思います
行動をしていないだけか、していないという行動をしているかは、その人にしかわからず、外から見ている他の人にはわからないと思います
どんなに他の人には、行動していないように見えていても、その人にとっては、しないという行動をしていることもあります
それなのに人は、自分が行動していないと思うだけで、他の人のしないという行動を、行動していないとしてしまうことがあります
特に、状況を変えた方が良い人に対しては、そう思う傾向があります
自分だったらこうするのにと思うことでも、他の人にとっては違うことがあります
こうした方が良い行動は、間違った行動ではないかもしれませんが、だからといって、すべての人にとって正しい行動であるとは限りません
自分にとって正しいことが、他の人にとっては正しくないこともあります
しないという行動をすることと、行動をしてないことは違います
多くは、行動をしたいのにしていない、ということかもしれませんが、中には、しないという行動しているときもあるように思います
自分は行動していない、そう思うからといっては、他の人の行動も同じだとするのは、良くないように思います
人は、自分がないというだけで、それ自体がないと思ってしまうことがあります
特に、自分にとってマイナスなことは、そう思ってしまう傾向があると思います
行動をしない中には、行動をしたいのにしていないだけではなく、しないという行動をしているときもあると思え、少なくとも私にはあります
この行動をする必要があるか、それを考えて、する必要があることは行動し、必要がないことは行動をしない、という行動をしていくことも必要だと思います