自分の心を自分で癒す

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自分の心の思いを話す

何かに癒されたいと思う事はありますか
心に癒しは必要ですが、癒しには、他の癒しと自分の癒しがあると思います
他の癒しは、心の疲れを和らげてくれる事がありますが、自分の癒しは、心が疲れなくなる健康な心になっていくようにしてくれます
他の癒しだけで心を癒しても、心が疲れなくなる健康な心にはなれず、健康な心になるには自分の癒しで心を癒す事が必要になります
心にある疲れを和らげる為に他の癒しは必要だとは思いますが、心が疲れなくなる健康な心になるには、自分の癒しで自分の心を癒す事が必要になります
自分で自分の心を癒す為には、まずは、自分の心の思いのすべてを知って、その思いを認めて、許して、そのまま受け入れる事が必要です
自分の心の思いを良い悪いは関係なく、自分がすべて受容する必要があります

心も体も健康である事が一番望ましい事だとは思いますし、健康な心と健康でない心のどちらが良いかと聞かれれば、健康な心の方が良いと思います
それなのに、心を健康にする為に自分で何かをしている人は少ないように思います
自分が健康だと思っているのと、実際に健康かどうかは、意外と違うものです
そこには、健康か病気かの2択で心や体の状態を見ている弊害があります
健康でなければ病気だと思う人はあまりいないのに、病気でなければ健康だと思ってしまう人は意外と多くいるように思います
健康でないからといって病気とは限らないのに、病気でないからといって健康であると思ってしまうのは、ちょっと都合がいいように思います
実際に、病気ではないからといって健康であるとは限らず、心や体で一番多い状態は、病気ではないけど健康でもない人とだと思います

病気でなければ健康だと思ってしまうと、医療などの他の力で治してもらえば健康になると思ってしまう事があります
病気が治る事と健康になるという事は、同じ事を指してはいません
病気は医療など他の力で治す必要がありますが、健康は自分で戻る必要があります
健康になるとは、健康な状態に治すという事ではなく、元に戻る事を意味します
健康になる薬や治療がないように、健康は治るものではなく健康な状態に戻る事を言い、戻せるのは自分の力だけであり、それは心も体も同じ事です
他の力では、病気をなくす事はできても、健康にする事はできません
それなのに多くの人は、体の健康であれば薬や医療、心の健康であれば他の癒しで、健康にしてもらえると思ってしまう事が多くあります
他が健康にしてくれると思う事が、健康になれない一番の要因だと思います

自分のすべてを受容するには、心の中にある思いのすべてを表に出す事が必要です
自分はどうしたいのか、どうなりたいのかなど、心の中にある思いのすべてを表に出す事ができると、自分のすべてを受容していけるようになります
社会が、周りが、普通はなど、他を気にして自分の思いを抑え込んではいませんか
自分の心が疲れてしまうのは、そんな心の思いを抑え込む自分がいるからです
そんな自分で抑え込んでしまう心の思いを出していくには、人に話すのが一番です
最初は取り留めのない内容でも構いません、自分がどうしたいのか、どうなりたいのかを表に出す事で、心の奥に隠れている本当の思いが少しずつ見えてきます
自分の本当の思いが見えてくるだけでも、心の疲れは変わってきます
それでも、自分の思いを抑え込んでしまう事がどうしてもある場合は、相談するカウンセリングを一度試してみるのも良いとは思います