自分らしさとは

我がままや我慢ではない

自分らしさとはどういう状態を言うのでしょうか
辞書には、自分らしさの「らしさ」の意味の説明があり、らしさが付いたものの特徴が良く出ている事を表していると書いてありました
という事は、自分らしさは自分の特徴が良く出ている状態と言えると思います
自分の特徴が良く出ているのが自分らしさだとすると、自分らしくいるには、自分の特徴を自分が理解している必要があると思います
もし、自分の特徴を聞かれたとしたら、どう答えますか
答えられたとして、その答えは本当に自分の特徴を表していますか
今の自分に、周りの事は考えず自分の事だけ考える、或いは、周りの事ばかり考えて自分の事を考えない、そんな思考の時があったりしませんか
もし、どちらかの思考になる時がある場合は、その自分らしさは違うと思います

自分の事だけ考えている人の自分らしさは、ただの我がままのように思え、自分の事を考えていない人の場合は、ただ我慢しているだけのように思います
本当に自分らしくいるには、自分の事を考える事が必要だと思います
自分の事を考えるとは、自分の事と同じように周りの事を考える思考です
周りの事より自分の事を考える思考ではなく、自分の事より周りの事を考える思考でもなく、自分も周りも同じように考えていく思考の事です
周りよりも自分の事を考えてしまうと、自分が良ければいいと思うようになり、自分でも気がつかないうちに我がままな行動をしてしまう事があります
自分の事よりも周りの事を考えてしまうと、自分が抑えればいいと思って、自分でも気がつかないうちに我慢する行動をしてしまう事があります
我がままや我慢する行動をしている自分が、自分らしい自分だとは思えません
自分らしさは、自分の特徴が出ている事だとは思いますが、自分と自分以外を同じように考えていない人の特徴は、その人本来の特徴ではないように思います
自分らしくいるには、自分の事だけでなく周りの事も自分と同じように考えていく、自分の事を考える思考が必要だと思います
他の人の犠牲によって成り立っている、或いは、自分の犠牲によって成り立っている自分らしさは、本当の自分らしさではないと思います
自分らしさに大事なのは、自分の思いを通す時も、自分の思いを抑える時も、周りの事も自分の事のように考える思考によって行う事だと思います
どんなに自分を押し通しても、自分を抑えても、自分の事と同じように周りの事を考えた行動であれば、誰かが犠牲になる事はないように思います

そこに、我がままや我慢する事と自分らしさの違いがあるように思います
自分らしさには、自分と同じように周りの事を考える思考が必要だと思います
自分と同じように周りの事も考える、自分の事を考える思考が必要だと思います
自分の事だけ考える事がなく、自分の事を考えない事もなく、周りの事だけ考える事がなく、周りの事を考えない事もない、そんな自分の事を考える思考です
自分の事を考える思考があれば、自然と自分らしい行動ができるようになり、そんな自分らしさを周りの人も快く受け入れてくれると思います
もし、そうでない状況があるならば、自分の事だけ考える、或いは、自分の事を考えていない、そんな自分の思考がどこかにあるのかもしれません
そんな時は、本当に自分だけの事を考えている事はないか、或いは、自分の事を考えていない事はないか、を自分に問いかけていきましょう
そうすれば、自分の事を考える思考になり、自分らしくいる事ができると思います