自分に負けない

自分に負けず嫌いになる

私なんか、そう思ってしまうことはありますか

社会においては、何かと他の人と比べられてしまうことがあると思います

仕事やスポーツ、勉強などにおいて、他の人との優劣がついてしまうことはありますが、その優劣で、自分はダメだと思う必要はありません

もし、他の人と比べて劣っていることがあっても、そんな、劣っている今の自分より良くなっていこう、そう思っていけばいいだけです

優劣が付いた他の人ではなく、今の自分より良い自分になる、そう思っていけば、自分はダメだと思うことがなく、私なんかと思う必要もなくなります

私なんかと思っていては、今の自分より良い自分になることはできませんし、他の人と比べて優劣を見ていても、今の自分が良くなることはありません

自分が良くなっていくことに、他の人と比べることは関係がないと思います

 

自分ができるようになるには、他の人ではなく、今の自分と比べる必要があります

他の人よりできるどうかは、比べた他の人よりできるかどうかがわかるだけで、今の自分よりできるかどうかが、わかるものではありません

どんなに、比べた他の人より優れていたとしても、今までの自分より優れることがなければ、それは、自分が優れるようになったとは言えません

逆に、他の人と比べて劣っていることがあっても、今までの自分より優れることができているのであれば、自分は優れるようになったと言えます

他の人より優れるかどうかは、自分が優れるかどうかとは何の関係もなく、そうであるならば、他の人と比べた優劣で、自分をダメだと思う必要もありません

他の人と比べられて、自分をダメだと思ってしまうのは、他の人と比べられることよりも、自分と比べることを怖がっている自分がいるように思います

 

他の人と比べられて自分をダメだと思っていれば、今のダメな自分は、自分のせいではなく、他の人の方が優れているからと思うことができます

本当は自分が何も努力していないだけなのに、他の人が優れているから、自分がダメなんだと思って、そのことを見ないようにすることができます

そこにあるのは、自分に負けている自分がいると思います

他の人に負けている自分がいるように見えても、他の人より劣っていることで自分をダメだと思っているときは、負けているのは自分にだと言えます

自分が自分に負けてしまっては、自分で何とかしようと思うことがなく、自分が自分に負けるのは、できない自分を認めたくない自分がいるからだと思います。

周りの同情してもらって、できない自分を認めなければ、自分は何もしなくても良いと思えるのかもしれませんが、それで自分が良くなることはありません

 

自分に負けず嫌いになる、他の人にではなく、自分に負けず嫌いになるようにする

負けず嫌いは、他人に負けることを嫌うこと、そう辞書には載っていますが、負けず嫌いは、他の人よりも、自分に負けず嫌いになった方が良いと思います

他の人にではなく、自分に負けず嫌いになるには、他の人と自分を比べるのではなく、今の自分と、これからの自分を比べることが必要です

自分を良くしたいのであれば、今の自分より良くなる必要があり、それは、他の人と比べていてはできず、自分と比べることが必要だと言えます

他の人にではなく、自分に負けず嫌いになれば、自分と比べることができます

他の人に負けず嫌いになってしまうと、自分が良くなることよりも、他の人が悪くなることを期待してしまうこともあり、それでは自分は良くなっていきません

本当に自分を良くしたいのであれば、自分に負けず嫌いになっていきましょう