自立した心
自分を受け入れる
今の自分を受け入れることができますか
良い自分だけではなく、良くない自分を受け入れることができるかどうかです
良くない自分を受け入れずに、良くない自分がなくなることはありませんし、逆に、受け入れないことで、良くない自分は悪い自分になっていきます
そのことは誰もが頭でわかっていても、良くない自分を受け入れたくない、そう思って、良くない自分から目をそらしてしまう人は多いように思います
良くない自分から目をそらしていては、良い自分になることはできません
自分では受け入れているつもりかもしれませんが、良くない自分から目をそらしていては、自分を受け入れていることにはなりません
自分の良くないところを含めた、自分のすべてを見ていなければ、それは、自分が受け入れたいことだけ受け入れていることと、何も変わりがありません
自分の良くないところから目をそらして、良いところだけ見ている、そんなことが今の自分にあるならば、あなたの心は自立していないと言えます
自立とは、自分一人で何でもできることではありません
何でもできる人はいない、そう思っていても、人は自分にできないことがあると、そんな自分は受け入れたくない、そう思ってしまうことがあります
何でもできる人がいないなら、自分にもできないことがあるはずなのに、それが他の人ができることだと、できない自分を受け入れられないことがあります
他の人と自分を比べてしまい、他の人よりできる自分は受け入れるけど、他の人よりはできない自分は受け入れることができない、そんなことがあったりします
他の人と比べることがいけないとは思いませんが、他の人よりできるかどうかで、自分を受け入れるかどうかを決めるのは良くありません
自分が受け入れようが、受け入れまいが、できない自分はできない自分のままで、決して、できる自分になっていくことはありません
自立しない心をそのままにしていると、誰にも頼らない、独りよがりな心になったり、逆に、何でも人に頼ろうとする、依存する心になっていきます
他の人に迷惑をかけたくないと、自分ができないことを無理に行って、周りに迷惑をかける独りよがりは、できない自分を受け入れていないだけです
頼ることが他の人のためにもなると思って、何でも頼っていく依存も、自分はやればできると思って、できない自分を受け入れない自分がいると言えます
良くない自分から目をそらして、受け入れないようにしていると、これまで受け入れられたことまで、受け入れられないようになってしまいます
まずは、良くない自分から目をそらさないようにしていきましょう
今の自分のすべてを受け入れることは、自分が受け入れると思えばできます
目をそらしたくなるほどの、良くない自分がいたとしても、目をそらさずに、良くない自分は良くない、そう思って見ていきましょう
良くない自分がいるのであれば、良くしていけばいいだけで、良くない自分から目をそらしていては、良くない自分を良くすることができません
良くない自分を自分がしっかり見て、良くない自分は何が良くないのか、そのことがわからなければ、良くない自分を良くすることはできません
自立した心とは、すべてが完璧な良い心のことではなく、できてもできなくても、良くても良くなくても、そのままの自分を受け入れていく心のことです
今の自分のすべてを受け入れることができますか、もし、受け入れられないのであれば、なぜ受け入れなれないのか、そこに、自立した心になる課題があります