逃げてはいけない

逃げてもいいと思う

逃げてはいけない、そう思うことはありますか

逃げてはいけないことからは、逃げてはいけないとは思いますが、すべてのことから逃げてはいけないと思うのは、少し違うように思います

逃げてはいけない、そう自分が思っているならば、そのことから逃げてはいけませんが、そうでないことは、逃げてはいけないということはないように思います

それなのに、自分は逃げてもいいと思うことを、他の人が逃げてはいけないと思っているからといって、逃げてはいけないと思うのは違うと言えます

そこにあるのは、自分がどうするかよりも、他の人に自分がどう見られるのか、そのことを気にしている自分の思いがあるように思います

自分がどうするかよりも、他の人からどう見られるのかを気にすると、自分が逃げてもいいと思うことも、逃げてはいけないと思ってしまうことがあります

 

逃げてもいいことを、逃げてはいけないと思ってしまうと、逃げている自分を隠したり、逃げなくてもいいように、今の自分ができることしかしなくなります

失敗したくない、そう思っているときは、逃げてもいいことまで、逃げてはいけないと思っている、そんな自分がいるときだと思います

逃げてはいけないのは、自分が逃げてはいけないことだけで、それは、他の人が決めることではなく、自分が決めることだと言えます

逃げてもいいことは、人によって違いがあると言え、自分が逃げたいと思うことを、他の人が思わないこともありますし、その逆のこともあると思います

自分は逃げてもいいと思うことを、他の人が思っていないからと、自分の思いに反して、自分も逃げてはいけないと思っていくのは良くありません

それは、自分が自分の思いに嘘をつくのと同じことになっていきます

 

逃げてもいい、そう思うことは必要だと思います

もちろん、逃げてはいけないことを、逃げてもいいと思うことは良くありませんが、すべてのことから逃げてはいけないと思うのも、良くないと思います

人は、逃げてもいいと思っていると、意外と逃げないものです

逃げてはいけないと思うから、プレッシャーから逃げたくなるように思え、逃げてもいいと思っていれば、プレッシャーから逃げたいと思うこともなくなります

逃げない方が良い、そのことは誰もがわかっているので、わざわざ、逃げてはいけないと思わなくても、大抵のことは人は逃げないと思います

それなのに、わざわざ、逃げてはいけないと思ってしまうから、逃げなくてもいいことまで、逃げたいと思ってしまうことがあるように思います

逃げてはいけない、そう思うことが、逃げたいにつながっているように思います

 

逃げているときの最悪な行動は、逃げている自分をなかったことにすることです

実際は逃げているのに、周りに逃げていない、或いは、自分のせいではないとして、逃げている自分をなかったことにするのは良くありません

逃げていることを、周りがわかっているのと、わかっていないのとでは、逃げたことに対する、周りの対処の仕方は大きく変わってきます

どちらも、周りに迷惑をかけるのは変わりませんが、自分が逃げていることを知らせるのと、なかったことにするのでは、迷惑のかけ方には雲泥の差があります

どうしても逃げたいときは逃げてもいい、そう思っていけば、大概のことは逃げることはなく、仮に、逃げることがあっても周りに事前に知らせることができます

逃げてもいい、そう思えないときは、自分と向き合えていないときなので、自分と向き合うえる、癒しのカウンセリングを受けてみるのも良いと思います