自分を責めてしまう

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理想の自分が責めている

自分の事を責めてしまう事はありますか
できない自分やダメな自分を責めてしまう、そんな事はありませんか
自分を責めてしまうのは、自分が自分を責めている内は、できない自分やダメな自分を直視しなくて済むからかもしれません
しかし、自分を責める事で、責めている事が何か変わる事はありません
責めるのも責められるのも自分なので、自分を責めている内は何も変わりません
それなのに自分を責めてしまうのは、責める事で優越感が持てるからだと思います
責める事で人は、優越感を持つ事があります
実際は、責める事で相手より優れるという事はないのですが、なぜが人を責める事によって優越感を持ってしまう事があるように思います

自分を責める思考になってしまうのは、優越感を持ちたいからかもしれせん
優越感は誰にでもあるものだとは思いますが、優越感はもっと良くなろうと思う事で持つものであって、誰かを責めて持つものではないと思います
しかし、誰かを責める事で優越感を持てると思ってしまう事があるから、人はネットなので誰かを非難したくなるのかもしれません
もっと優越感を持ちたいと思って、非難が誹謗中傷になっているように思います
誰かを責める事で、自分が優れていく事はありません
なので、責める事で優越感を持つ事はなく、持つのは偽りの優越感になります
他の人を責めても優越感は持てませんが、それは自分を責めていても同じです
他の人を責める場合は、自分が偽りの優越感を持とうとしている事に気づく事がありますが、自分を責めている場合は気づきづらいです

自分を責める事で優越感を持とうとすると、他の人が気づかせるのは難しいです
他の人の事を責めていれば、責めている他の人や周りによって気づかされる事がありますが、自分を責めている場合は気づかされる事がありません
責めているのも責められているのも自分なので、自分が何か言う事はないからです
責めている相手が何も言わない状態で、周りが「自分を責めてはいけない」といっても、責める事による偽りの優越感に気づく事は難しいと思います
自分を責める事で優越感を持ちたいと思っている人は、理想が高いかもしれません
こうなりたいという理想が高いと、理想の高い自分が今の自分を責める事で、理想の自分が今の自分に優越感を持つ事ができるのかもしれません
もちろんそれは優越感ではなく、そんな事で理想の自分になる事もありません
自分を責める思考には、理想の自分で優越感を持ちたい自分がいると思います

理想の自分と今の自分を比べていては、今の自分が優れる事はありません
自分を責める思考はできない事があると、できない自分は今の自分であって、理想の自分であればできるのにと思って、できない今の自分を責めていきます
理想の自分は誰よりも優れており、できない今の自分は自分ではなく、理想の自分が自分だと思い込んで、理想の自分が今の自分を責めているように思います
理想はあくまでも理想であって、理想の自分は自分ではありません
もし、理想の自分が自分であるならば、その理想はすでに理想ではないといえます
理想の自分と今の自分を比べる事ほど意味がない事はなく、それなのに比べてしまう事があるのは、誰よりも優れていたいというエゴが隠れていると思います
自分を責めているのは、理想の自分ではなく今の自分の責める思考です
その事に気づいて、ダメな自分を責めるのではなく、許して受容していきましょう