相談するカウンセリング

f:id:hate_zero:20200803150420j:plain

依存から自立する心になる

カウンセリングは、何か心に問題があってから行うという認識があると思います
カウセリングの和訳は『相談』です
相談とは、他の人と話し合ったり、他の人の意見を聞く事をいいます
相談は、何か問題が起こってからする事もあれば、起こる前にする事もありますそれは、カウンセリングに関しても同じ事がいえ、心に何か問題が起こってから必要な事もあれば、何か起こる前に必要な事もあります
カウンセリングは心に問題が起こってから行うものと、心に問題が起こる前に行うものの、大きく分けて二つのカウンセリングがあると思います
後者のカウンセリングを、個人的には癒しのカウンセリングと呼んでいます
癒しのカウンセリングは、自立する心になる相談するカウンセリングだといえます
自立する心だと、心に問題が起こる前に自分で対処できるようになっていきす

自立する心とは、自分のすべてを認めて、許して、受け入れて、自分に責任と自信を持って、自分の事は自分で決めていく事だと思います
それには、自分から自立する心になると思う必要があります
だからといって、一人で何でもできなければいけないと思って、誰にも頼ろうとしない行動は、決して自立する心になっているとはいえません
誰にも頼ってはいけないと思って、自分ができない事を誰にも頼らないで周りに迷惑を掛けていくのは、自立ではなくただの独りよがりな心だといえます
なので、自立する心になるには他の人に頼る事も必要ですが、他の人に頼るのは自分ではできない事だけであって、自分ができる事を頼るのはいけません
自分ができる事を頼ってしまうと、自立ではなく依存する心になってしまいます
自立する心は、独りよがりな心や依存する心ではなる事はできません

相談するカウンセリングは、自立する心になる為のカウンセリングです
自分ができない事をカウンセラーに頼り、自分ができる事は自分で行っていくのが、相談するカウンセリングになります
大事なのは、心に問題が起こってから誰かに何かをしてもらう事ではなく、心に問題が起こる前に自分から何かをしていく事だと思います
相談するカウンセリングは、心に起こった問題を解決する為というよりも、心に起こっている事が問題にならないようにする為のカウンセリングです
自分の心に問題が起こっても良いと思う人は誰もいないのに、自分の心に問題が起こらないように何かしている人は、あまりいないように思います
自立する心でいられれば、心に問題が起こらない健康な心でいられると思いますが、今のストレス社会ではそれは難しいかもしれません

自分では自立していると思っていても、日々の行動を振り返ってみると、誰かに依存していたり、逆に、独りよがりな行動をしている事もあるかもしれません
相談するカウンセリングは、自分の今の心の状態を客観的に確認する事ができます
心に問題が起こらせない為には、相談するカウンセリングが必要だと思います
相談するカウンセリングは、直訳すると「相談する相談」になりますが、相談する事を相談する事が、ストレス社会で心に問題が起きる人には必要だと思います
相談するカウンセリングで重要な事は、自分で答えを出していくという事です
決してカウンセラーに答えを求めるのではなく、自分で答えを出すという事です
自分が出す必要がある答えを他の人に出してもらうのは、自立ではなく依存です
相談するカウンセリングは、自分にある問題の答えを自分で出せるようにする事で、それによって、依存する心や独りよがりな心が自立する心になっていきます