今日より明日を良くする

最近いい事がない、そう思う事はありますか

昨日と比べて、先月と比べて、去年と比べて、と私たちは過去の自分と比べて今の自分の状態を見てしまう事があると思います
過去は過去、今は今、そう思っても、過去の自分より良くないと思える状況だと気分が落ち込み、もっと良くない状況になってしまう事があるように思います
どんな時でも、明日は今日よりも良くしよう、そう思う事が大事だと思います
今日がどんなに最悪であっても、そんな最悪な今日よりも良くなっていく事を明日はしていこう、そう思えれば気持ちの落ち込みは少なくなると思います
これまでの自分と比べる必要はなく、もちろん、他の人と比べる必要もありません
ただ、明日は今日の自分より良くなっていこうと思っていけばいいと思います
実際に良くなるかどうかはわかりません、実際に良くなっていてもいなくても、そんな自分より明日は良くなろうと思う事がポイントです
今日の自分はただの結果でしかなく、出た結果に対してあーだこーだ言っても何も変わる事はなく、何の意味もないと思うからです

結果を変える事はできませんが、結果によって明日の自分が決まる事もありません
今の自分をダメだと思うのは、自分がそう思っているからであって、今日までの自分の結果で決まっているわけではないと思います
これまでの過去の自分と比べて、今の自分の良し悪しを見ていく事は、これからくる未来の自分にとっては何も意味がない事だと思います
結果は結果として、これまでの自分を表していますが、これからの自分を表している訳ではないと思うからです
これまでの自分で、これからの自分を評価する事ほど、的を得ていない事はないように思います
これからの自分は、これから自分がどう思うかで決まります
これまでの自分をどう思うかも、出た結果を自分がどう思うかで決まります
未来も過去も、今の自分がどう思うかで決まると思います
過去も未来も、今の自分がどう思うかで決まるのであれば、明日は今日より良くなっていこうと思う事が、未来を良くしていく一番の方法だと思います

明日は今日よりもちょっとだけでも良くなるようにしていこう
そう思う事ができると、過去の自分に固執する事がなくなるように思います
過去の栄光にすがる事もなく、肉体の衰えを嘆く事もなく、他の人と比べる事もなく、今の自分がどんな自分であっても、前向きになれるように思います
その時に大事なのは、昨日と今日を比べない事です
明日は今日より良くしようと思い、それが実際になっていなくても、そんな今日より明日は良くしていこう、そう思っていけばいいのです
実際に良くなっていれば良し、良くなっていなければ明日は良くしていこうと思う、その繰り返しで良いと思います
良い結果になる事が良いのではなく、良くしようと思って行動する事が良いのです
過去を振り返ってはいけないとはいいませんが、過去に振り回されていては、良い結果になる事はないように思います
過去は振り返っても振り回せれないようにする、それには、過去を見てしまう過去志向ではなく、未来を見ていく未来志向が必要だと思います

今のあなたは、過去を見ていますか、それとも未来を見ていますか
あれがあれば、あれがなかったら、と「たら、れば」を言っている事があるなら、今のあなたは過去志向になっているかもしれません
過去の事が未来になる事は一つもありません
過去の事を参考にするのは良いですが、過去で未来が決まると思うのは違います
過去は過去、結果は結果で変わりませんが、どんな過去であっても、未来は今の自分が良くしたいと思えば良くする事はできると思います
自分が良くないと思うのは、今の自分が過去ばかり見て未来を見ようとしないで、今の自分を良くしようと思っていないからだと思います
明日は今日よりも良くしていこう、そう思うようにしていけば、過去の自分にとらわれて振り回される事なく、良い自分になっていく事ができると思います