自分が良ければいい

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気になる事は気にかける

自分が良ければいいと思ってしまう事はありますか
自分が良くなりたいと思う事と、自分が良ければいいと思う事は違うと思います
それは誰もがわかっている事だと思いますが、自分が良くなりたいという思いが強すぎると人は、自分が良ければいいと思ってしまう事があるように思います
そこには、他の人と比べる事で自分の良し悪しを見ている自分がいると思います
純粋に自分が良くなりたいと思う人は、自分が良くなる為には周りの人も良くなる必要があると思うので、自分がではなく周りの人の事も見ていきます
しかし、他の人と比べて自分が良くなりたいと思っている人は、他の人より自分が良くなる事で自分が良くなると思っているので、自分の事だけ見ていきます
本当に自分が良くなるには、自分だけ良くなるだけではなれないのですが、他の人と比べて良くなりたい人は、自分が良ければいいと思ってしまいます

自分が良ければいいと思う時は、良くなりたい思いが強すぎる時だと思います
良くなりたい思いが強くなりすぎると、自分が良くなりたいという思いが、良くならなければいけないという思いになっていくように思います
良くならなければいけないと思う事で、良くなる事はないように思います
良くならなければいけないと思えば思うほど、良くなっていかないと思います
良くなりたいは自分に対して思う事ですが、良くならなければいけないと思ってしまうと、他の人より良くなりたいという思いになってしまいます
自分が良くなるか良くならないかは、他の人と比べるものではないのですが、良くなりたい思いが強くなりすぎると他の人比べていくようになっていきます
良くならなければいけないと思ってしまうと、自分が良くなろうとするのではなく、他の人より良くなりたいと、自分が良ければいいと思うようになっていきます

他の人より自分が良くなりたいと思って、自分が良ければいいと思ってしまうと、自分の心に余裕がなくなっていくと思います
心に余裕がなくなってしまうと人は、自分が良ければいい行動が増えていきます
周りの事を考える必要がある事はわかっていても、その事で自分が良くならない、或いは悪くなるのは嫌だ、そう思っていくようになっていきます
そこには、自分の事を考える事ができなくなっている自分がいます
自分の事を考えるとは、自分に関わるすべての事を考える事をいいます
自分が良くなっていく為に必要な事を考えていくには、自分だけではなく、自分に関わるすべての事を考える事が必要だからです
しかし、何かと他の人と比べてしまうと、自分の事だけ考えて心に余裕がなくなってしまい、もっと自分が良ければいいと思うようになっていきます

自分が良ければいいと思っていては、自分が良くなる事はないと思います
自分が気になる事を気にし過ぎてしまうと、他の人と比べてしまい、自分の事よりも自分の事だけ考えてしまい、心に余裕がなくなっていくように思います
気になる事のすべてを気にする必要はないのに、自分の周りにある事を何でもかんでも気にしている状態は、気になる事を気にし過ぎている状態だと思います
その事は本当に自分が気にする必要がある事なのか、それが自分で判断できるようになると、自分の事を考える事ができ、心に余裕が持てるようになります
自分が本当に気にする必要がある事がどうかを自分で判断していくには、気になる事は気にするのではなく、気にかけるようにする事が必要です
気になる事を自分が気にする前に自分から気にかける事で、自分が気にる必要がない気になる事がわかってきて、自分が良ければいいと思う事もなくなります