自分と対話する

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心の思いと向き合う

自分がなりたいと思う自分は、どんな自分ですか
こうなったら、こうであればなど「たら、れば」をつける事ができれば、誰もがなりたい自分になれると思う事ができるのかもしれません
もちろん「たら、れば」をつけた自分は、本当の自分ではありません
「たら、れば」がついた自分は、願望や欲望による自分の妄想にすぎません
自分の妄想の中だけで楽しんでいる分にはいいですが、妄想を現実の世界に持ち込んでしまうと、何かと「たら、れば」で自分を見るようになります
「たら、れば」で自分を見てしまうと、本当になりたい自分が自分でもわからなくなり、なりたくない自分になってしまう事もあります
自分がなりたい自分ではなく、他の人によく見られる自分を追い求めていくようになり、なりたい自分とは真逆の自分になっていく事もあるように思います

自分が願っている事や欲している事と、本当にしたい事は違うと思います
願望や欲望の段階では、自分が本当にしたい事にはまだなっていないと思います
自分がしたい事は、願望や欲望がもとになっているとは思いますが、願望や欲望のままでは、本当に自分がしたい事になっていかないように思います
願望や欲望のまま行動してみればわかると思いますが、その行動で自分が本当に満足、或いは充実していく事はないように思うからです
願望や欲望のまま行動すればするほど、願望や欲望はもっと大きくなり、現実にある事実ではなく、自分の妄想による虚実で世の中を見てしまいます
現実を虚実で見ていけばいくほど、現実世界にある自分をそのまま見る事ができなくなり、なりたい自分からは遠ざかっていくように思います
なりたい自分になるには、願望や欲望を志望にしていく事が必要になります

現実を見るのではなく、願望や欲望による虚実を見てしまうのは、自分が自分の心の思いと向き合う事ができていないからだと思います
自分の心の思いと向き合う事ができていないと、周りから自分がどう見られているかが気になってしまい、自分で自分の事を評価する事ができなくなります
自分で自分の事が評価できなくなると、なりたい自分になる為の願望や欲望ではなく、他の人によく見られたい願望や欲望ばかり抱くようになります
なりたい自分になる為に必要な志望は、願望や欲望がもとになってはいますが、他の人によく見られたい願望や欲望がもとになる事はありません
同じ願望や欲望を抱くにしても、なりたい自分を描くのか、他の人に良く見られたい自分を描いてしまうのかでは、志望になるかどうかが違ってきます
他の人に良く見られたい願望や欲望は志望になっていく事はありません

今の自分にある思いが、なりたい自分に対する願望や欲望なのか、他の人によく見られたい願望や欲望なのかを見分けるには、自分と対話する事が必要です
自分の心の中で思っている事は、本当に自分がしたいと思っている事なのかを、自分に問いかけて自分の本当の心の思いを知る事が必要です
今ある願望や欲望で本当になりたい自分になれるのか、そう自分に問いかけて、もし、本当になりたい自分になれるなら、その願望や欲望は志望になっていきます
願望や欲望を志望にする事ができれば、なりたい自分になっていけると思います
願望や欲望は、なりたい自分になる為の種だと思いますが、それは、なりたい自分になる願望や欲望であって、他の人によく見られたい願望や欲望ではありません
自分は何をしたいのか、そう自分に問いかけて、心にある願望や欲望を志望にしていく為に、癒しのカウンセリングで自分と対話するのも良いと思います