心のケア

向き合うカウンセリング

心のケアをするには、自分の心にあるすべての思いと向き合う事が必要です
心にあるすべての思いと向き合う事は、自分だけでは意外とできないものです
自分が向き合いたくないという思いとは、誰もが向き合いたくないとは思います
だからといって、それらの思いと向き合わなくてもいい、という事にはなりません
自分が向き合いたくないと思う事と向き合おうとしていかないと、自分の行動のすべてを受け入れていく事ができなくなってしまいます
自分の行動であれば、良くても悪くても受け入れていく事が必要です
しかし、自分の心にあるすべての思いと向き合えないでいると、向き合える思いは受け入れられても、向き合いたくない思いは受け入れる事ができなくなります
良い思いは向き合えるけど、悪い思いは向き合いたくないと思ってしまうと、悪い思いと向き合う事がないので、同じ過ちを繰り返す事になっていきます

自分の心にあるすべての思いと向き合う事ができていますか
自分では向き合っていると思っていても、自分の良い思いばかり見ていては、自分の心にあるすべての思いと向き合っているとはいえません
人は心の負担が大きくなるまでは、自分が向き合いたくない思いと向き合っていなくても問題がないので、自分が向き合っていない事に気づかない事もあります
心の負担が大きくなって初めてその存在に気づいても、これまで自分が向き合いたい思いだけ向き合ってきた人は、その思いと向き合う事ができません
そうなると、自分が向き合いたくない思いは心の奥に押し込められていき、もっと自分が向き合いたくない思いと向き合う事がなくなっていきます
心が健康になる為には自分と向き合う事が必要で、それは、自分が向き合いたくないと思う事に対しても、向き合う事ができるようになる事が必要です

人は自分でも気がつかないうちに、自分が向き合いたい自分とだけ向き合ってしまい、向き合いたくない自分を放置してしまう事があるように思います
向き合いたくない自分と向き合わないとまでは思っていなくても、向き合いたい自分ばかりを見ていては、結果的に向き合わないようにしているのと同じです
自分が向き合いたくない自分と向き合うには、自分から意識して向き合うと思う事が必要で、それがなければ向き合っていく事はできないと思います
人は自分のダメな所は見たくないものです
いつも「自分なんかダメだ」と言っている人ほど、自分が向き合いたくない自分のだけな所と向き合おうとしていない人はいないように思います
自分からダメだと言って、向き合わないようにしているだけだと思います
どんな自分でも、自分から向き合うと思えれば向き合う事はできます

もし、自分だけでは難しと思うならば、カウンセリングを活用してみて下さい
カウンセリングは心に問題がある時だけではなく、向き合いたくない自分を含めた、自分のすべての思いと向き合っていく為にも必要なものです
カウンセリングを通して、向き合いたくない自分と向き合っていく事ができます
カウンセリングには、心が病気の時に必要なものと、心が健康になる時に必要なものがあり、後者のカウンセリングを私は癒しのカウンセリングと呼んでいます
癒しのカウンセリングの中でも、自分の心にあるすべての思いと向き合うカウンセリングは、心が健康になる為には必要なカウンセリングだといえます
１年に１回は癒しのカウンセリングで、自分の心にあるすべての思いと向き合いながら、自分の心の思いを自分で整理していく事も必要だと思います
向合いたくない自分と向き合っていく事で、心は健康になっていくと思います