カウンセリングは相談

自分らしく、なりたい自分になる

カウンセリングは、心の病気や悩みがあるときに受けるイメージがあると思います

カウンセリングの和訳は相談で、相談は、問題を解決するために、話し合ったり、意見を聞いたりすることなので、心に問題があるときに受けるものだと思います

心の問題は、病気や悩みなどがあるときだけではなく、自分らしくいる、なりたい自分になることも、心の問題だと言えると思います

問題という言葉を辞書で調べてみると、解答を求める問い、解決すべきこと、課題のことで、困ったこと、厄介なこと、そう書かれています

問題を、困ったこと、厄介なことと捉えると、問題があるのは心が悪いときのように思うかもしれませんが、必ずしもそうではないと思います

解答を求める、解決すべきこと、課題のことは、心が悪いときにあるだけではなく、心が良くも悪くもないときにもあると言えるからです

 

カウンセリングは相談であり、相談は、自分を良くするためにするものです

心が、良くても悪くても、或いは、良くも悪くもなくても、心がどんな状態でも、心を良くするためには、相談は必要なことだと思います

そうであるならば、カウンセリングは、どんな心の人にも必要なものだと言えます

カウンセリングは、心の問題がある人が受けるもの、その認識はその通りですが、心の問題は、病気や悩みだけであると思うのは誤解です

心の問題は、病気や悩みのときもあれば、そうではないこともあり、多くの人は、心のそうではない問題を、相談することなく放置していきます

そのことが、自分らしくいられない、なりたい自分になれない要因だと思います

自分が良くなる、という問題がない人はいないと思え、どんなに今の自分が良いと思えても、そんな自分より良くなるという問題はあると言えます

 

自分のことなのに、他のせいにしていることはありませんか

自分のせいではない、そう思えることがあっても、自分のことであるならば、自分のせいではない、ということはないと思います

自分のことでなければ、自分のせいではないということはありますが、自分のことは自分が決めているので、自分のせいではないということはありません

それでも人は、自分のせいではないと思ってしまうことがあるように思います

自分は悪くない、そう思って、他のせいにしてしまうことがあると思います

悪くないことは、悪くはないかもしれまえんが、良いことではないと思います

良いことではないのであれば、悪くないことは、良いことにする必要がありますが、悪くないと思っていたら、良いことにすることはできません

悪くないことは、良くもないことである、そのことに気づく必要があります

 

自分らしくいられない、なりたい自分になれないのは、良くない自分を良くするという問題を、自分が解決しようとしていないからだと思います

心の問題は、心が悪い状態を良くするという問題だけではなく、良くない状態を良くするという問題もあることに気づく必要があります

心を良くする問題は、誰にでもある問題です

その問題を、今より良い自分になろうとして解決するのか、自分は悪くないと放置してそのままでいるのかで、自分らしく、なりたい自分になれるかが決まります

他の人が自分のことをどう思っているかが気になり、自分が良いと思うのではく、他の人に良いと思われる、そんな自分になろうとはしていませんか

他の人に良く思われる自分は、他の人に良く見せる自分ではなく、今より良くなる自分であることを気づいて、自分を良くするための相談をしていきましょう