心の思いを確認する

定期的に思いを確認する

あなたの心の中には、対処した方がいいのに放置されている思いがありませんか
悩み事というほどではないけど、あまり触れたくない思いがあったりしませんか
不満にまではなっていなけど認めたくないこと、怒りまでにはなっていないけど許せないこと、哀しいまではなってないけどショックなことなど
そんな、本当は対処した方が良いのに、あまり触れたくないからと思って、そのままにしている思いが心の隅の方にあったりしませんか
そのまま触れたくないとその思いを放置していると、自分でも気づかないうちに少しずつ心にダメージを与えて大きな負担になっていく事があります
いつもなら気にならない事が気になる、ちょっとした事でもイライラしてしまう、何でもない時に思わずため息が出てしまう、そんな事はありませんか
そんな時は、自分の心に対処した方がいいのに放置している思いがある時です

自分の心に大きな負担になる事であれば、誰もがすぐに対処していくとは思いますが、そうではない小さな負担の時は意外とスルーしてしまう事があります
大した事ない、気のせい、皆そうなどと思って、そのまま放置していきます
しかし、心の負担に大きい小さいは関係なく、小さくても心の負担になっている事であれば、負担になっているその時に対処する事が本来は必要です
しかし、小さな負担は負担が小さいが故に、気のせいだと思って放置されてしまう事があるので、そうならないように定期的に自分の心を確認する事が大事です
体を定期的に検診するように、心も定期的に検診する事が必要だと思います
心の検診は、自分の心の中にあるすべての思いを自分が確認していく事です
自分が見たい心の思いだけでなく、普段は触れたくないとあまり見ないようにしている思いも、すべて確認していくようにしていきます

自分の心に、触れたくなくて見ないようにしている思いがあるのは、受け入れてしまったけどまだ受容できていない思いが心の中にあるからだと思います
受け入れなくてはいけないと思って無理に受け入れてしまったけど、結局は消化する事ができず、消化不良のままの思いが心の中にあるからです
今の自分では消化できない思いを無理やり受け入れていては、その思いは消化不良のままの状態で心の中の隅の方に残っていきます
消化不良のまま残った思いは、時間の経過によって消化される事はありません
消化不良のまま残っている思いは、自分でも触れたくない思いになっていき、そんな思いは時に理由なき不安になって自分の心を疲れさせていきます
自分でもなぜ不安になるかがわからず、不安になる原因を探そうとすればするほど、消化不良による理由なき不安は増していき、もっと心を疲れさせていきます

何だかわからないけど不安になる時は、心に消化不良のままの思いがあり、その思いが理由なき不安になってきている時です
その時は、一つ一つ心の思いを確認しながら消化不良の思いを消化していきます
理由なき不安で心の疲れがマックスになる前に、定期的に自分の心の思いを確認して、消化不良のまま残っている思いを消化していきましょう
もし、まだ消化できそうもない思いがあったら、そのままに心の中に残さず、一旦心の保管庫に置いて、消化できるようになるまで熟成させていきましょう
心の保管庫は誰もが持つ事ができ、自分がその思いを保管すると思う事で持てます
一番いけないのは、消化不良になっている思いをそのまま放置していく事です
何となく心が疲れている人は一度、自分の心を確認して見るのも良いと思います
相談するカウンセリングは、そんな心の思いを確認したい人の為にあります