旨味と美味

美味しいものは体に良いのか
そう思うことがあります
体に良いものもあれば、そうでないものもあるように思うのです
そこには、美味しいを意味する「うまい」の違いがあるように思います
「美味い」と「旨い」との違いがあると思うのです
体に良い美味しいを表すのが美味い
体に良いとは限らない美味しいを表すのは旨い
体に良い美味いは、体全体がうまいと感じている
そうとは限らない旨いは、脳だけがうまいと感じている
そんな違いがあるように思うのです

今の食生活にある美味しいは、脳による旨いが多いのではないでしょうか
糖度が高いものが美味しいと言う情報が多いのも、脳が感じる旨いが美味しいになっている事を表していると思います
脳に必要な栄養素が糖質である事が関わっているのかもしれません
また、グルメ情報などから脳が認識した事で旨いと感じてしまう事にも問題があるように思うのです
グルメと言われる人がみんな健康だとは思えません
それよりも、不健康な人の方が多いように思うからです

人の味覚は甘味や旨味の他に、塩味、苦味、酸味の3つを合わせた五味があります
旨味や甘味だけを美味しいとする事は、体に良い美味しいではないように思います
他の3つを含めた五味すべてある美味しい食事が、体に良い食事だと思うのです
旨味や甘味ばかりの食事をしている人は、健康になる食生活ではないと思います

旨味や甘味だけでなく、塩味、苦味、酸味のある、体自身が美味いと感じて健康になる食生活にしていきませんか
もし、旨味や甘味以外は苦手だという人は、サプリメントを使うのも良いと思います
そんな人には、ポリフェノール類のサプリメントはお薦めです
塩味、苦味、酸味を感じる事なく、それらの成分を摂る事ができるからです
5つの味覚を全部取り入れた食事を心がけてみるそれが、体を健康にしてくれるバランス良い食生活だと思います