悩むと迷う

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正解を求めない

今の自分に何か悩み事はありますか

仕事の悩み、人間関係の悩み、家庭の悩みなど、悩み事は尽きないかもしれません

人はなぜ悩む事があるのでしょうか

自分の思い通りにいく事がないから悩むのでしょうか

確かに、すべての事が自分の思い通りにいくのであれば、悩む事はないかもしれませんが、すべての事が自分の思い通りにいく事はないと思います

また、仮にすべての事が自分の思い通りにいったとしても、その事で悩み事が本当になくなるかといえば、そんな事はないように思います

自分が悩んでいる事は自分が悩み事にしていると思え、例え自分の思い通りにいく事があっても、人の悩み事が尽きる事はないように思います

そこには、悩むという言葉の意味の解釈に問題があるように思います

 

悩むという字を辞書で調べてみると、決めかねたり、解決の方法が見いだせなかったりして心を痛める事となっており、悩むのは心を痛めるからだと思います

決して、決めかねたり、解決の方法が見いだせない事が悩む事でないのに、人は決めかねたり、解決方法がわからない事のすべてを悩む事だと思う事があります

もし、決めかねたり、解決方法がわからない事が自分にあったとしても、心が痛む事がなければ悩む事にはならないように思います

心が痛まない、決めかねたり、解決方法がわからない事は迷う事になると思います

迷う事を悩む事だと思ってしまうと、悩み事は増えいくように思います

決めかねたり、解決方法が見いだせない事に最初にあるのは迷う事だと思います

初めに迷う事があって、それが悩む事になっているように思います

しかも、その迷う事を悩む事にしているのは、自分がしているように思います

 

迷っているだけの事が悩み事になるのは、正解を求めてしまうからだと思います

正解を求めてしまうと、問題の答えは一つだと思ってしまう事があります

人生の問題の答えは人それぞれに違うと思いますが、正解を求めてしまうと、すべての人にとって正しい答えを求めてしまう事があると思います

人生の問題に、すべての人にとって正しいという答えはないと思います

それなのに正解を求めてしまう人は、問題の答えは一つだと思ってしまうので、すべての人にとって正しい答えを探そうとしていきます

それでは、自分の問題の正しい答えが見つかる事はなく、それでも自分の問題の正しい答えを探していけば行くほど、迷うが悩むになっていくように思います

そこにあるのは、試験問題を解く事ばかりしている事によって、問題の答えは一つしかないと思う思考になっていく、学校教育の弊害があるように思います

 

迷う事は誰でもあると思え、迷う事があっても何も問題はないと思います

迷ってはいけないと思ってしまうから、迷うが悩みになっていくように思います

もし、決めかねる事や解決の方法がわからない事があったら、それは迷っているだけであって、悩んでいるのではないと思うようにしていきましょう

悩みだと思ってしまうと、問題の答えは一つしかないと思って正解を求めてしまうので、問題の本質が見る事ができなくなっていきます

人生の問題の答えは人それぞれ違います、同じ問題であっても、他の人にとって答えである事が、自分にとっては答えではない事もあります

悩んでいる事は自分が悩み事にしているだけで、人生の問題の答えは試験の答えとは違って、すべての人に正解といえる正しい答えはありません

悩みは迷っているだけだと思って、正解を求めずに自分で答え出していきましょう