心を縛らない

思考を停止させない

人はわからない事があると思考が停止してしまう事があります
それなのに、無理やりわからない事に答えを出そうとして頭の中がパニックになってしまうと、自分で自分の心を縛っていくようになります
日々の生活にある情報を無条件に浴び続けていると、頭の中は情報過多になってしまい、自分にとって必要な情報がわからなくなってしまう事があります
今は自分が知りたいと思わなくても、知る事ができるくらい情報が溢れています
その中には、事実ではないフェイクニュースが含まれている事もあり、どの情報が事実で、どの情報がフェイクニュースなのかわからない事もあります
わからない事に思考停止にならなければ、例えフェイクニュースを見る事があっても、そこにある嘘に振り回される事はないよう思います
しかし、わからない事に思考が停止してしまうと振り回されてしま事があります

わからない事で思考が停止してしまうのは、わからない事に自分で答えを出すのではなく、誰かが教えてくれると思っているからだと思います
もちろん、他の人が教えてくれる事もあるとは思いますが、だからといって、自分が出す必要がある答えを他の人に教えてもらおうとするのは違うと思います
自分が出す必要がある答えを他の人に教えてもらう事はただの依存だといえます
情報の多くは不特定多数の人に向けて発信されていると思いますが、そこにある情報が正しいかどうか、良いかどうかは人によって違う事もあると思います
しかし情報にある事実は、どの情報でも一つしかないと思います
その情報にある事実は何であるのかを見ていく事で、情報の真意もわかり、わからない事があっても思考が停止しないようにする事ができると思います
情報にある事実だけを見ていけば、嘘に振り回される事はないと思います

人が嘘に振り回されてしまうのは、すべての事に答えが欲しいからだと思います
わからない事をわからないとする事ができずに答えを求めて、自分が欲しいと思う答えに近い嘘の情報を信じようとしてしまうからだと思います
そこにあるのは、答えは自分で出すのではなく、他の人が教えてくれるものだと思っている、自分で自分の心を縛る自分がいると思います
自分ではなく他の人に答えを教えてもらえば、その答えが間違っている事があっても、その責任は他の人の責任だと思う事ができます
しかし、どんなに他の人の責任だと思っても、自分の事の責任は自分にあります
他の人が教えてくれた答えであっても、自分の事であれば自分に責任があります自分に責任を持ちたくないと、自分の責任を自分で持つ事ができないと人は、自分の心を自分で縛って他の人に答えを求めていくようになっていきます

わからない事はそこにある事実を見て、わかろうとする事が大事です
わからない事にある事実に「わからない」という事実があるならば、無理やり答えを求めるのではなく、「わからない」という事実を受け入れる事が必要です
わからない事に無理やり答えを出そうとするから、フェイクニュースの情報を正しいと思ってしまい、嘘に振り回されてしまう事があるように思います
物事には「わからない」という事実もあります
どんなに自分がわかりたいと思っても、現時点ではわからない事をもあります
それなのに、わからない事を受け入れずに思考を停止して自分の心を縛っていては、対応しようと思えばできる事も対応できずに最悪の事態になる事もあります
答えがなければ何もできない、そう思って自分の心を縛るのはやめていく、答えは自分の心の中にあり、事実をまず見ていけば答えは自ずと見えてきます